2009年3月19日木曜日

Regina Spektorのインタビュー

 Pitchfork.comから、Regina SpektorのインタビューよりJeff Lynneに関するコメントをかいつまんでご紹介します。

「おかしなことだけれど、ひょっとしたら悲しいことだけれど、わたしはJeffが何者で今までどんなことをしてきた人なのか、プロデュースを頼むまで全く知らなかったの。音楽についてとても物知りな人がいるけれど、わたしはその反対で、みんなが60年も聞き続けてきた音楽を明日ようやく見つけて凄いなあと言っているかも知れない。
 どうしてJeffにプロデュースを頼んだかというと、わたしが大好きなTom PettyのHighway Companionを彼がプロデュースしていたから。Jeffの名前を書き留めて、次にレコードを作る時、こんな人にプロデューサーを頼みたいな、と言うつもりだったの。ワーナーブラザーズのTom Whalley社長にJeff Lynneという名前を話した時、電話の向こうが無言になったのを覚えてるわ。でも、社長はこのアイデアにとても前向きでいてくれた。
 Jeffに会う直前までとても緊張していたけれど、彼はとても素敵だった。たくさん紅茶を飲んだわ。彼と仕事を始めてからやっと理解できたの。あ、そうなんだ、これがJeffなんだ、この曲は知ってるぞ、ってね。時々、曲や声は知っているけれど、誰が歌っているのかわからない時がある。Jeffはまぎれもなく伝説の世界にいたの。それから、彼はバンジョーレを持っていた。これはバンジョーとウクレレを混ぜたような楽器で、わたしがそれを手に取った時、やあ、それはGeorge Harrisonがくれたものなんだ、と言ったわ。わたしは、大変、とそれを返したの」

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