2012年2月26日日曜日

Tracks & Treasure Vol.1 by P. Hux

アルバムに入れなかったのはもったいない



 今年発売となったP. Hux名義のアルバムで、彼の説明によれば、現在録音中の新譜(仮題はThank You, Bethesda)が既に3年を要しており、予想以上に完成に時間がかかりそうなので、これまでにアルバムに収録できなかった曲を選んでリリースしたという経緯だそうです。



 そんなわけで、録音時期は様々です。とりわけ我々にとって興味があるのはThe Air Gets Colderで、これはNo Rewind用に作られたデモで、Mik Kaminskiがバイオリンを弾いています。実はアルバムの最後にシークレットトラックがついていて、こっちはバイオリンの入っていないバージョンです(個人的にはボーナストラックの方がアレンジとしては優れているように思いますが)。常々、No Rewindに含まれているParthenonの曲は佳曲が多いと思っており、Eric Troyerとのバランスでオミットされてしまったのでしょうが、この曲も収録されていておかしくないできには感じました。


 アウトトラック集であるという認識で聴くのであれば、結構楽しめる作品ではないかと感じました。サンプルはオフィシャルサイトで聴けます。なお、サインとギターピック入りでした。




Things Could Be Worse


The Air Gets Colder


Perfection


Mercy


Mister Stoneface


My Girlfriend


Pop Dreams


Drag You Down


She Must Be From Heaven


Kifissia Girls


The Air Gets Colder (bonus track)


2012年2月23日木曜日

Live At The Fillmore 1969 by The Move

貴重なライブ音源を残してくれていたCarlに感謝



 今月発売(iTMSでは先行して12月から購入可能でした)されたMoveのUSライブCDです。ライナーなどによると、Moveのコンサートがフルセットで録音されているのはこのライブが唯一であるとのことであり、非常に貴重な録音です。当初このライブのテープはグリッチが目立つなどの理由でリリースには至らなかったようですが、そういった音質面の問題は技術革新で解決できるのではないかと信じて大事にテープを保管してくれていたCarl Wayneのおかげで、私たちはMoveがライブでどのような演奏を繰り広げていたかを知ることができました。



<span style="font-style:italic">Buy From Right Recordings:</span>http://www.rightrecordings.com/products/162-the-move.aspx


<span style="font-style:italic">Buy From Amazon:</span><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B006FZVZ6W/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&tag=paradisegarde-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B006FZVZ6W">Live at the Fillmore 1969</a>


<span style="font-style:italic">Buy From HMV:</span><a href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=YepuzF1*TIE&offerid=131139.4919413&type=2&subid=0">Move/Live At Fillmore</a><IMG border=0 width=1 height=1 src="http://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=YepuzF1*TIE&bids=131139.4919413&type=2&subid=0" >


<span style="font-style:italic">Buy From iTMS:</span>http://itunes.apple.com/jp/album/live-at-the-fillmore-1969/id487941426



 収録はサンフランシスコのFillmore Westで、同日にはJoe CockerとLittle Richardも出演していたそうです。


 2枚組には全部で14のトラックが収められていますが、最後はBev Bevanの「思い出」なので、これとイントロダクションを除けば、実際に演奏されているのは13曲です。Moveが出演したのは110/16と10/18だと読んだことがありますが、ここに収められているのがどの日のものなのかについては記載が見つけられなかったので、ここでは明示しません(既に出回っているブートレッグ音源と比較したら簡単にわかる筈なんですが)。


 CD1に入っているのはコンサート第一部の5曲。CD2には第2部の4曲。さらに別のセットから3曲が収録されています。曲数は随分少ないのですが、Shazamの時期のライブであることがわかれば「なるほど」とうなずける曲数です。Carlの言葉によると、西海岸のリスナーに強い印象を与えようとしてこういう選曲になったとのこと。いわゆるヒット曲はI Can Hear The Grass Growの1曲のみ。Roy Woodの曲は3曲のみで、その他はカバー。Shazamに入っている3曲のほか、NazzのカバーであるOpen My EyesとUnder The Ice、Goffin & KingのGoin' Backという構成です。Shazamに入っている曲はアレンジは基本的にそのままです。I Can Hear The Grass Growは、これまた「Shazam収録だったらこうなるだろう」というようなワイルドなアレンジが施されています。


 感心するのは、初めてやってきたアメリカの、どれだけMoveを知っているのかわからない聴衆を相手に、これだけ練り上げられた演奏を披露したと言うことで、楽器だけでなくてコーラスも充分聴き応えがあります。うーん、映像もあったら良かったのになあ。


 音質はブートレッグとは比べものになりません。Moveファンだったら買うしかないでしょう! 私が買ったのはRight Recordingsからの直販で、BevのサインとTシャツを混ぜてあるものです。



CD1


Open My Eyes


Don't Make My Baby Blue


Cherry Blossom Clinic Revisited


The Last Thing On My Mind


I Can Heart The Grass Grow



CD2


Fields Of People


Goin' Back


Hello Susie


Under The Ice


(additional night performances)


Introduction


Don't Make My Baby Blue


Cherry Blossom Clinic Revisited


The Last Thing ON MY Mind


(bonus track)


The Move's 1969 USA tour recalled by Bev Bevan

2012年2月19日日曜日

ファンサイトのニュースセクションから(2012.1-2)

<a href="http://theelonetwork.com/home.htm">ELO Network</a>からです


・Roy Wood's Rock'n' Roll Bandの12/10。Holmfirth Picturedromeでのコンサート写真とビデオクリップをアップロードした。


・リンク集を更新した。


・Eldoradoの180グラムLPがMucic On Vinylから発売される。


・ELOのファーストアルバムが40周年記念盤としてCDとLPで発売される。


・Phil Batesの新しいプロジェクトThe Abbey Road Experienceのライブ予定。


・Don Kirshnerのウェブサイトには、Wizzardが1974年に出演した件について記載されている。


・Stourbridge NewsにRoy Woodのインタビュー記事が載っている。


・Parthenon Huxleyは民家でのコンサートを行い、その模様がyoutubeにアップロードされている。


・Mik KaminskiとPhil BatesはThe Blue Violin名義でドイツでのツアーを行う。


・Parthenon HuxleyはP. Hux名義で新譜Tracks & Treasures Volume 1をリリースした。


・The Orchestraはアメリカでコンサートを行う。


・Phil Batesが中心となるELO Klassikのコンサート映像。


・1988年にLeeds City Varietiesで収録されたKelly GroucuttとMik Kaminskiの映像。


・Jeff LynneはLAで行われたPaul McCartneyのセレモニーに出席。


・BirmnighamのSt. Pauls Galleryで開かれるRoy Woodの肖像画展と、Royへのインタビュー。また、この展覧会についてのRoy Woodのコメント。



<a href="http://www.elodiscovery.com/">ELO Discovery</a>からです。


・2012年にTamworthでELOコンベンションが企画されている。


・映画XanaduでMichael Beckが履いていたローラースケートがeBayに出されている(これ、Oliviaのだったらかなりの高値がつきそうですが)。


・Jeff LynneがASCAP EXPOに出演した時のインタビュービデオ。


・フィンランド人ミュージシャンEsa LinnaのシングルShe's Not A Human Beingにはコーラス部分にJeff Lynneの名前が引用されている。


・アメリカの大晦日番組で、キャスターのBrian Williamsが「2012年にはJeff Lynneの新作がリリースされる」と言及した。


・PugwashのリーダーであるThomas WalshはIdle RaceのカバーであるOn With The Showのアーリーミックスを公開した。


・Status Quoのドキュメンタリー映画Hello Quo!にはJeff Lynneのインタビューが含まれている。2012年秋に部分的にテレビ公開され、その後DVDとBDで発売される。


・サイン収集家がJeff LynneとJoe WalshをLAのレストランで12/17に捉まえた。彼はJeffに新譜について尋ね、Jeffはもうすぐ完成すると思うと答えた。また、LA付近でコンサートがないのかと尋ねたところ、できればいいねと答えた。


・Eldoradoの180g LPが1/23に発売される。A New World RecordとOut Of The Blueも同様に発売予定。


・アメリカ人歌手HolmesがカバーしたMr. Blue Skyのオフィシャルビデオ。


・Doin' That Crazy Thingのプロモーションで作られたピンバッジ。


・オーストラリアのバンドThe Swamp DandiesのシングルOliviaはOlivia Newton-Johnへのトリビュートであるが、そのビデオにはXanaduからの引用を多く含んでいる。


・ELOのファーストアルバムが2/27にデラックスエディションとして再発され、CDとDVDの2枚組で発売予定。


・アメリカ人歌手Brody DolyniukはSymphonic Rockshowと共にツアー中であるが、コンサートでLivin' Thingを演奏している。


・UKの新たなトリビュートバンドELO Againについて。


・オーストラリアのヒップホップバンドFull Tote OddsはシングルSouthern WindのコーラスでShowdownを使用している。


・David Scott-Morganは自伝Patterns In The Chaosの第2版をリリースした。


・Xanaduに出演していたアメリカ人女優Dimitra Arlissが79歳で死去した。


・2/1にLAのTroubadourで開かれたJoe WalshのプライベートパーティでAnalog Manから4曲を披露した。そのうち2曲にはJeff LynneやRingo Starrも演奏で参加した。


・BBC4で放送されたドキュメンタリーHow The Brits Rocked America - Go WestではJeff LynneとBev Bevanのインタビュー映像を見ることができる。


・米大統領Barack Obamaは選挙のための30曲からなるプレイリストを公表し、その中にはMr. Blue Skyも含まれている。


・Paul McCartneyはHollywoodのWalk Of Fameで星を授与され、そのセレモニーにはJeff Lynneも出席した。


・6月に発売が予定されているPaul McCartneyのトリビュートアルバムにはJeff Lynneも参加予定。


・LAで開かれた2012 MusiCaresというチャリティにJeff Lynneが出席。


・Robert Porterは彼のウェブサイトでOn The Third Dayツアーについての解析を公表した。



<a href="http://www.roywood.co.uk/news.html">Royzone</a>からです。


・現在なおアクセス不能。



<a href="http://www.themoveonline.com/">The Move Online</a>からです。


・特にニュースなし。



<a href="http://www.theorchestra.net/">theorchestra.net</a>からです。


・ELO Part 2 / The OrchestraのCD、Anthologyがもう1箱見つかった。


・Louis ClarkのHooked Onコンサート(と、これに続くとされるSymphonic Beatlesコンサート)。



<a href="http://www.phil-bates.co.uk/index.htm">Phil Batesのオフィシャルサイト</a>からです。


・特にニュースなし。



<a href="http://www.parthenonhuxley.com/">P. Huxのオフィシャルサイト</a>からです。


・新譜Tracks & Treasures Vol. 1がリリースされた。



<a href="http://elobeatlesforever.blogspot.com/">ELO Beatles Forever</a>からです。


・トリビュートバンドThe ELO Experienceのコンサートレビュー。


・Gee Rayが作ったビデオE.L.O. My Favourite Bandのビデオ。


・Louis Clarkのプロジェクト、Symphonic Beatles - Liveについて。


・Kelly Groucuttの息子Steve GroucuttのバンドRiver City Portrait。


・MoveのFillmoreライブCD。


・Birmingham PostからRoy Woodのインタビュー。


・Mike Edwards死亡事故についての裁判続報。



<a href="http://www.elosp.com/">ELO Espana</a>からです。


・ドキュメンタリーUntold Stories 1965-1985にIdle Race、The Move、ELO、Dave Morgan、Bev Bevanについてのコメントが登場する。


・Bev Bevanのオフィシャルサイトについて。


・カナダ人ミュージシャンHawksley Workmanは仕事をしたいプロデューサーとして真っ先にJeff Lynneの名前を挙げた。


・Ted Blight(誰かの変名でしょうが)が書いたeBook、Time。


・Tom Pettyは2012年のヨーロッパツアーを発表し、そのゲストはRegina Spektorである。


・Joe WalshのAnalog Manは5月か6月に発売。


・Mikes Nielsenは自らの音楽をTom PettyとJeff Lynneのコンビネーションだと語っている。


・コメディ映画Hunky DoryにはStrange Magicが使われているらしい。


・Maxi TrussoのYou Got Itビデオ。


・Quincy JonesがJeff Lynneらと一緒に写っている写真を公開している。



<a href="http://unofficialjefflynne.blogspot.com/">A Jeff Lynne And Related Blog</a>からです。


・Mr. Blue SkyとShowdownのビデオがiTMSで販売されている(前者はWembleyのもの)。



<a href="http://elo-secretmessages.blogspot.com/">ELO Secret Messages</a>からです。


・ELO Part 2がMoscow Symphony Orchestraと撮影した写真。



<a href="http://www.elo.rockfans.co.uk/">elo.rockfans.co.uk</a>からです。


・リンクがつながりません。



<a href="http://www.cherryblossomclinic.freeserve.co.uk/index.html">Cherry Blossom Clinic</a>からです。


・重なっているニュースのみ。



<a href="http://www.thelostplanet.net/">The Lost Planet</a>からです。


・特にニュースなし。


2012年2月14日火曜日

Showdown (video) by Electric Light Orchestra

この際、デジタルダウンロードでも構わないから、ビデオクリップ集を出してくれたら買うよ



 1月に配信が始まっていたらしい、Showdownのビデオです。他にどこで買えるのかは調べていませんが、今回はiTunes Music Shopで購入。



<a href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=YepuzF1*TIE&offerid=94348.3264764235&type=2&subid=0">Showdown</a><IMG border=0 width=1 height=1 src="http://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=YepuzF1*TIE&bids=94348.3264764235&type=2&subid=0" >




 この映像そのものは随分前からyoutubeにアップロードされているので、既にご覧になった方もたくさんおられると思います。だから、珍しくも何ともないと言えばそこで話は終わってしまうのですが、まあオフィシャルなのでお布施と思って購入することにしました。


 サウンドはレコード音源と同じなので、聴いて楽しむ点はあまりありません。ビジュアル面では、Jeff Lynneの頭が過去最高におさまりの悪い状態になってしまっています。メンバーは7人で、ベースはMichael De Albuqurque。バイオリンはMikに代わった後で、チェロはMikeともうひとりは微妙に写りが悪いのですが、Rick Pannelではないかと思います。この時期、恐らくHughが出戻ってくる前で、チェロが一人しかいなかったからではないでしょうか。



 その他、Mr. Blue Skyのビデオも配信されていますが、Wembley由来なのでこっちは購入しませんでした。しかし、全ビデオクリップまとめて5,000円とかだったら買ってしまうんだろうな。

2012年2月13日月曜日

Roy Woodがアメリカ移住?

 昨日ご紹介した記事についてです。


 これは2/5のSunday Mercuryの記事です。例によって適当に訳します。



 バーミンガムのポップスターRoy Woodはイギリス人であることをやめ、アメリカで新しい人生を送ることになるかも知れない。今やブロードストリートのWalk Of Starsにも列している64歳のシンガーは、ニューヨークへの移住を考えている。


 これは、彼の娘であるHolly Woodが3ヶ月後に結婚を控え、母親の近くであるニューヨークに住むことを予定していることと関連する。RoyはKitts Green生まれであるが、彼によると「Hollyは私がこの国に残しているただひとりの家族であり、恐らく彼女を失って悲しくなるだろう。私はHollyがニューヨークでどうしているのか見たいし、そうなると私もそこに行って住むことになるかも知れない」と言う。


 これ以外にも、彼は問題を抱えている。この1年、彼は背部痛の悪化に悩まされ、ステージ上ですら座ることを余儀なくされてきた。「椎間板ヘルニアが2箇所にあり、また脊椎管狭窄症もある。そのため、下肢にできショックを受けたように感じるんだ」と、現在Derbyshireのパブ跡に住むRoyは語った。「この痛みに耐えるためには座るしかない。これは昨年、Status Quoをサポートして行ったコンサートにも影響した。私は数曲やるたびに座らなければならなかった。何かしなければいけないのだろうが、そうするには気が進まないんだ」


 Royはこの問題について、首からギターを下げていた年月のことを悔やんではいない。「私は、スタジオのコントロール卓の上にかがみ込んだり、コンピュータの前に長くいたりしたからじゃないかと思っている。そこには何時間でもいられたんだ」


 彼のキャリア(Move、ELO、Wizzardなど)を振り返り、RoyはJohn Lennonに会った時のことを思い出した。「私は1967年、The MoveのメンバーとしてAlexandra Palaceで演奏した。確かPink FloydやJimi Hendrixが一緒だったと思う。今みたいにステージの隣に更衣室があるのではなくて、当時はロッカールームは建物の反対側にあった。更衣室に戻る最中、向こうからAfghanのコートを着て眼鏡をかけたJohnがやってきた。信じられなかった。Johnは私の前で兵隊のように「止まれ」をして敬礼してくれた。私も敬礼を返したんだ。


 Royは自身の肖像画が飾られるイベントの開会式についても語った。Jewellery QuarterにあるSt Paul's Galleryはオーストラリア出身の画家Debra Deeが描いた7枚の絵が飾られている。これらは1,100-3,500ポンドで販売されている。

2012年2月12日日曜日

ニュースアップデート

 最近Useless InformationまたはShowdownに届いたメールの中から、大事そうなものを。



 MoveのFIllmoreライブ2CDの発売は3/5に変更されたそうです。ただ、rightrecords.comで買った場合は発売日前に発送されるとのこと。



 Roy Woodは、イギリスを離れ、ニューヨークに移住するという考えを持っているそうです。この件については、追って内容をお知らせします。http://www.sundaymercury.net/news/midlands-news/2012/02/05/roy-wood-i-might-go-and-live-in-the-big-apple-66331-30266485/



 Paul McCartneyはこれまで、HollywoodのWalk Of Fameに星をもらっていませんでした(もちろんBeatlesとしてはもらっていましたが)。今回その授与式が行われ、そこにはJeff Lynneも列席したそうです。http://latimesblogs.latimes.com/music_blog/2012/02/paul-mccartney-star-hollywood-walk-of-fame.html



 さらに、Paulのトリビュートアルバムも企画されているらしく、参加ミュージシャンの中にはJeff Lynneの名前もあります。どの曲をカバーしているんでしょうか。http://www.hollywoodreporter.com/news/paul-mccartney-tribute-album-walk-of-fame-288598

2012年2月4日土曜日

In My Own Time by Pugwash

公認されているのかどうかが怪しいのですが



 2011年にシェアされたコンピレーションで、PugwashまたはThomas Walshのレア曲コレクションです。どうしてこれがELO関連かというと、Telephone LineとMr. Blue Skyが含まれているからです。


 で、このコンピレーション自体はこちらからダウンロードすることができるようです。ただ、MegauploadがFBIによって停止を食らったり、今後こういったアップロードサービスがどうなっていくのか不透明であり、いつまで入手可能かはわかりません。そもそもこのコンピレーションがThomas Walshのアプルーヴをうけているんだかどうだかもよくわからないものではありますし・・・



 トラックリストは別掲の通りで、Thomas自身がyoutubeなどにアップロードした音源などをコンパイルしたものであり、そういう観点では「由緒正しい」ものなのかも知れません。Telephone LineもMr. Blue Skyもご覧になった方はおられるでしょうが、どちらもアコースティックなものであり、無類のJeff Lynneファンとして有名なThomasのカバーですからリスペクトのこもっていないわけがないバージョンです。



 敢えて難を言うなら、Idle RaceのOn With The Showもカバーしているので、それも入れておいてほしかったかなと。なお、In My Own TimeはBee Geesのカバーであり、Zoom収録曲とは無関係です。



1 Heal Me - B-side of "Answers on a Postcard"


2 In My Own Time - Live Bee Gees cover


3 It Doesn't Matter - Out take from "The Olympus Sound"


4 Pedalo - Bonus track from "The Duckworth Lewis Method"


5 Low - Out take from "Eleven Modern Antiquities"


6 Take Me Away - Acoustic version


7 Sunrise Sunset - Demo


8 Home to Me - Alternate mix


9 Telephone Line - Acoustic ELO cover


10 Finer Things in Life - Demo


11 The Canon and the Bell - Early mix


12 This Could be Good - Acoustic version


13 Anchor - Dub mix


14 Song For You - Demo


15 15 Kilocycle Tone - Demo


16 Ram On - Acoustic Paul McCartney cover


17 Answers On a Postcard - Demo


18 There You Are - Acapella


19 Four Days - Demo


20 Inside the Gullet of the Pelican King - Unreleased instrumental


21 Mr. Blue Sky - Live ELO cover from "The Duckworth Lewis Method"


22 Fall Down - Acoustic version