2011年11月30日水曜日

Seemed Like A Good Idea At The Time by Eric Troyer

なんだか自虐的なタイトルですが、面白いですよ



 Eric Troyerのオフィシャルブログからダウンロードした音源です。1曲1ドルで販売されており、円高なのでせめてちょっとくらい恩恵に被ろうと買い込んだ次第です。


 どうしてこのようなタイトルがついているのかについて、コメントを探し切れていないのですが、トラックリストをご覧になればおわかりの通り、ELO Part2名義で録音された曲も何曲かあり、1990年頃に作られていた主にデモ音源をコンパイルしたものに見えます。となると、「曲を書いていた時にはいい曲だと思っていたんだよ」とでも言いたいのでしょうか。



 あまりにもBeach Boysしていて笑ってしまいそうなBorn To Cruiseという曲もありますが、全体的にいかにもな80年代ポップソングです。デモなので完成度という点ではまだまだ練り上げる余地は残っているにせよ、悪くはないですね。EricがPart 2に参加しなかったなら、これらの曲がソロ名義でアルバムとなっていたのかも知れません。


 なお、販売されている曲は他にもあり、それらはまた別に感想を書く予定です。


http://ericleetroyer.com/?page_id=606

2011年11月28日月曜日

 Useless Informationからです。Roy WoodはDanny Baker Showに出演したそうです。もう聴くことはできなくなっていますが、Jim Hobanのサイトにアップロードされています。



 Showdownからです。The Simpsonsにおいて、Homerたちが本を書くことを決め、本棚の前を歩いているシーンにおいて、ELOが書いたEvil Womanという本が映ったそうです。

2011年11月27日日曜日

Poparama by Welshmanshill

意外なほどにポップです



 今月11日にリリースされたWelshmanshillなるトリオのアルバムです。その他に作品があるのかどうかはよく把握していません。どうしてこのアルバムがELO関連なのかというと、ちょっと拡大解釈し過ぎかも知れませんが、このトリオの中心メンバーであるPhil HattonがJeff Lynneのアシスタントとして長らくサポートを続けてきたからです。


 なお、いくつかのエントリで間違えてWelshmanstillと書いたこともありますが、間違いでWelshmanshillが正しい表記です。



http://www.wmhmusic.com/wmh/Welcome.html



 詳しくバイオとか読んでいませんので、どうしてこういうユニット名なのかも定かでないのですが、なんだかケルト語っぽい響きなので、メンバーの誰か(あるいは全て)がウェールズ人なのかも知れないなと思っています。


 PhilはFacebookで撮影した写真をちょくちょくアップロードしていますので、ご覧になった方も多いと思います。多くは風景写真ですが、たまに音楽活動の写真も公開していて、その中にはGeorge Harrison・Roy Orbisonと並んでいるものとか、When We Was FABのビデオセットの前に立っている写真とかもあります(この2枚はオフィシャルサイトで見られます)。


 年代的にはJeffと同じくらいですから、どんな音楽をやっているのか不安なところもありました。ところが、実際の音(サイトで聴けます)は予想に反してポップでした。そうですね。Neil Finnの音が近いかも知れません。うん、充分聴ける音だと思います。一般受けするかどうかは別として・・・

2011年11月22日火曜日

 Showdownからです。サウンドエンジニアをしていたKenny Dentonは、当時について本を書いている最中と言います。彼はDe Lane Leaスタジオでも働いており、一章はEldoradoセッションに割かれているそうです。その一部はMartin Kinchのウェブサイトで読むことができます。http://www.cherryblossomclinic.freeserve.co.uk/kennydenton.html


 ただ、決してJeff Lynneについて好意的なことばかり書いてあるわけではなく、ミスリーディングな記述もあるようです。



2011年11月20日日曜日

 これは直接届いたメールで、リストとは無関係ですが、プライベートメールではないので紹介しておきます。Tandy & MorganのビデオSpaceship Earthは1月リリースの予定だと言います。Dave Morganは新曲の作業中で、それを聞かせてもらったところとても素晴らしいできだったそうです。さらに、Ricard Tandyはしばらく前にフルアルバムを録音したとのことです。

Out Of This World by Bubble Gum Orchestra

ハードルを高くしすぎたようだ



 10月に発売になったんだったと思います。ジャケットを見ていただいておわかりの通り、明らかにELOを意識したアルバムで、実際にサウンドもそれに応じたものとなっています。


 オフィシャルサイトはこちらで、ショップへのリンクもここにあります。私はCD Babyで買いました。http://bubblegumorchestra.com/fr_thenewsishere.cfm



 まずアートワークから紹介すると、Out Of The Blueのパロディになっています---というか、Out Of The BlueがもともとOut Of The Worldと題されるはずだったことを考えると、ほとんどそのまんまですね。ただ、宇宙船のかわりにバイオリンが宇宙を飛んでいます。アルバムタイトルとアーティスト名もOOTBを意識しています。そして、このジャケットアートはスピンドルを経由して背面に続いており、ここにトラックリストが書かれています。これまたOOTBのデザインをそのまま真似しています。全部で17曲入りで、ご丁寧に4-5-4-4と分かれるように線が引いてあります。ここまでくると当たり前のように、10-14曲目はConcerto For A Bad Dayとしてまとめられています。CDレーベル面には3機編隊の宇宙船がふた組飛んでいるのが描かれています。このデザインはOOTBツアーのポスターから引用されたものです。


 このプロジェクトはBGO名義となっていますが、実際にはMichael Laine Hlidebrandtという人物のソロのようで、全ての楽器が彼にクレジットされています。ひとりしかいないから仕方ないのかも知れませんが、OOTBのポスターのような顔写真がトレイ底にあしらわれています。



 全曲の歌詞が掲載されていて、1曲目は「そこまで狙わんでも」というくらい。こんなのです。"She's the nightrider of our down home town. She's no evil woman tho' we like to poker. Her music is reversible but we are not"。それから、Goodbye My Old Friendとかいう曲もあります。



 というわけで、いきおい内容が気になるんですが、ちょっとここで私のトーンは低くなるんですね。いや、いいポップアルバムなんですよ。でも、ひとりで、テーマを決めて、17曲をこなすというのがちょっと無理があるようで、いい曲もあるんだけれど息切れが感じられるんですね。さらに、ポップというくくりでなら結構バラエティもあるとは言え、ロッカーやバラードが少ないのも、聴いていて疲れてくるところがあります。頑張ってやっているのはわかるにせよ、OOTBの頃のJeff Lynneが作っていたビッグサウンドを再現することがいかに困難なのかということが改めてわかったように思います。また、ELOではKelly Groucuttといういいサブボーカリストがいたとは言え、多重録音であれだけのコーラス・ハーモニーを作り上げていたのを、ひとりのオーバーダブでミミックしようというのがいかに大変かというのも窺い知れます。



 なんだかけなしてしまったみたいで、大変心苦しいのですが、努力は大したものだと思うんです。ELOへのオマージュだと思わずに聴いたら、「ELOみたいだ」と大騒ぎしていたかも知れません。ですが、ここまでまわりから盛り上げられてしまうと、必要以上に期待してしまったんですね。


 うーん、ELOファンで、同じ方向性の音楽が好きな人なら、一聴の価値はあると思うんですけどね。

2011年11月19日土曜日

 Showdownからです。リストメンバーのMatthew Goughがニューアルバムをリリースし、その中のMoving OnはBalance Of Powerを聴いた時の気持ちを歌ったものだそうです。www.matthewgough.net



 Showdownからです。Ocean Breakup / King Of The Universeの1.17において聞こえるサウンドは、Jeff Lynneのハミングなのかバイオリンなのかという質問があり、Patrik Guttenbacherが「Jeffのハミングとムーグ」だと答えました。

2011年11月16日水曜日

 Under London Skiesからです。The Orchestraがウクライナ(?)のテレビに出演した時の映像で、Ticket To The Moonを演奏しています(出演しているのはEric TroyerとParthenon Huxley)。http://www.youtube.com/watch?v=KkkXU81DlOc



 Showdownからです。FTM Germanyの企画で、かつてELOのサウンドエンジニアをしていたDick PlantがPeter Sutterのインタビューを受けました。Eldoradoでオーケストラが荷物を片付けだした話など、トランスクリプトはMartin Kinchのウェブサイトに掲載されています。http://www.cherryblossomclinic.freeserve.co.uk/dickplant.html


2011年11月14日月曜日

 Useless Informationからです。ブログDangerous MindsでRoy Woodが特集され、ビデオクリップのyoutubeリンクも貼られています。http://www.dangerousminds.net/comments/roy_wood_the_talent_behind_the_move_elo_and_wizzard/



 Showdownからです。The Orchestraがキエフでコンサートをするという記事が転載されました。http://www.kyivpost.com/news/guide/sevendays/music/detail/116701



 Showdownからです。NBCのSunday Night Footballにおいて、Hold On Tightのオープニングリフがかかったそうです。



 Showdownからです。Bev BevanがBBC5の番組でBlack Sabbathのライブレポートをしていたそうです。


2011年11月13日日曜日

Music From The Motion Picture: Larry Crowne

なんだか、映画の評価はあまり高くないようだけれど



 今年発売されたサウンドトラックで、Tom HanksとJulia Robertsが出演する映画Larry Crowneからです。あまりShowdownにも感想が書かれていなかったので、まだ公開されていないんだろうかとも思ったのですが、実際にはUSで7月に封切られたそうです。ただ、imdbではレーティング5.9と、主演ふたりのことを考えるとちょっと残念な採点をもらっているようです。


 それはともかく、このサントラがELO関連なのは、言うまでもなくELOの曲が含まれているからなんですが、Hold On TightとCalling Americaの2曲。さらにJeff LynneプロデュースのRunnin' Down A Dreamもと、結構盛りだくさんです。



 映画そのものは、成功したビジネスマンが大学に社会人入学して、そこで教師と仲良くなってというお話みたいで、主にはコメディみたいですが、まあそれは置いときましょう。


 amazonではなぜか書き落とされていますが、1曲目に置かれているのがHold On Tightです。最初、再録バージョンではないかと思ったのがこのサントラを買った理由でしたが、残念というか予想通りというか、アルバムバージョンでした。音質は2001リマスターと同じだと思います。なお、Epilogueはカットされています。


 Calling Americaは意外な選曲で、Secret MessagesとBalance Of Powerから他のメディアに引用されることはかなり珍しいので、驚きました。HOTともども、本当に映画本編で使用されているかはわからないのですが、使われているとすればどんなシーンなのかは興味があります。


 Runnin' Down A Dreamに加え、Walls (No. 3)が収録されたのも嬉しかったですね。あの曲、好きなんですよ(本当は、No. 3ではなくてCircusの方が好きなんですが)。



1 Hold On Tight / Electric Light Orchestra


2 Runnin’ Down A Dream / Tom Petty


3 Something’s Got Me Started / Swingfly


4 The Stroke / Billy Squier


5 Obsession” / Sky Ferreira


6 Calling America / Electric Light Orchestra


7 Listen To Her Heart / Tom Petty & The Heartbreakers


8 Crusin’ / Smokey Robinson


9 Faithful / Tyler Hilton


10 Walls (No. 3) / Tom Petty & The Heartbreakers


11 I’ll Do Better / Jarrod Gorbel


12 The Hundredth Time / Gigi


13 French Toast / James Newton Howard

2011年11月9日水曜日

 Showdownからです。Living In Material WorldのBBC2での放送予定が報じられました。


2011年11月7日月曜日

 Under London Skiesからです。Eric Troyerがバッキングボーカルを歌っているそうです。http://www.youtube.com/watch?v=hDNQhERJPE4&feature=related


2011年11月6日日曜日

S/T by Hannibal

関連作ということで



 このアルバムが存在することはUnexpected Messagesでずっと前から知っていたのですが、聴く機会がないまま経過していました。今回、Facebookのグループで「CDが出ているよ」ということを教えて貰ったので、その他数枚のアルバムと一緒に買い込んだ次第です。


 どうしてこのアルバムがELO関連かというと、Bill HuntがELO以前に参加していたということで。



 Martin Kinchのインタビューによると、Billは最初The Breakthroughというバンドに在籍し、その後HannibalとSaffronに移籍したといいます。Billの加入前、HannibalはBakerlooという名前であったようです。


 Billはこのアルバムでオルガンとホルンを担当しており、ジャズ・ブルースの影響の強い、いかにもブリティッシュロックと言うべき世界が繰り広げられています。ただ、私の趣味からはちょっと・・・でした。残念ながら。


 現在、どこの小売りからでも買えるという状態ではなさそうなので、ご興味のある方はお探し下さい。私はDisk Unionの通販で韓国盤紙ジャケを買いました(が、日本製のものに比べればこだわりがもひとつだなあと思ったものです)。



1.Look Upon Me
2.Winds Of Change
3.Bend For A Friend
4.1066
5.Wet Legs
6.Winter

2011年11月4日金曜日

 Under London Skiesからです。CommonがカバーしたMr. Blue Skyのビデオです。http://www.highsnobiety.com/news/2011/10/29/music-video-common-blue-sky/



 Under London Skiesからです。The Orchestraのアルゼンチン公演からCan't Get It Out Of My Headのようですが、音質がひどい。http://www.youtube.com/watch?v=BGyFw1cCK8w&feature=related


2011年11月2日水曜日

 Showdownからです。これまた今さらですが、Essential Electric Light Orchestraがリリースされたことが報じられました。念のためにトラックリストを挙げておきます。


CD 1
1    10538 Overture
2    Roll Over Beethoven
3    Showdown
4    Ma-Ma-Ma Belle
5    Can't Get It Out Of my Head
6    Evil Woman
7    Nightrider
8    Strange Magic
9    Livin' Thing
10   Do Ya
11   Rockaria!
12   Telephone Line
13   Turn To Stone
14   Mr. Blue Sky
15   Sweet Talkin' Woman
16   Wild West Hero
17   It's Over
18   Shine A Little Love

CD 2
1    Don't Bring Me Down
2    The Diary Of Horace Wimp
3    Confusion
4    Last Train To London
5    I'm Alive
6    Xanadu
7    All Over The World
8    Don't Walk Away
9    Hold On Tight
10   Twilight
11   Ticket To The Moon
12   The Way Life's Meant To Be
13   Rock and Roll Is King
14   Secret Messages
15   Four Little Diamonds
16   Calling America
17   So Serious
18   Surrender
19   Latitude 88 North

 Showdownからです。MojoによるとManic Street PreachersのJames Dean Bradfieldが最初に買ったアルバムはOut Of The Blueだそうです。