2012年4月30日月曜日

Orchestral Encounters Of The Electric Kind by Electric Light Orchestra

やはりここにいたかったという思いがつのる



 これはブートレッグとしてはずいぶん歴史のある品で、私もLPで持ってます。1978年8月29日のラスベガス、Aladdin Theatreでのライブを収めたものです(最後の3曲は9/19のフィラデルフィア公演のもの)。今回も、特にCDで再発されたわけではなく、Anything Should Happenの2代目ブログでシェアされていたので改めて聴いてみたというわけです。


 なお、ASHのブログは、初代がメンバリングの問題で閉鎖になり、2代がメンバー制で運営されていましたがMegauploadがFBIに摘発された関係で開店休業になり、現在は3代目がここですが、今のところELO関連はふたつだけ(ただし、カバーについてはJason FalknerがDo Yaを演奏している音源などもあります)です。で、この音源が存在したのは2代目ブログであり、すなわちMegauploadへのリンクは残されているのに、クリックしてもダウンロードはできない状態です。というわけで、どうしても聴きたい人は個人的に連絡して下さい。


http://theashbeat.blogspot.co.uk/



 アナログ落としであり、スクラッチノイズが目立ちます。また、もともとオーディエンス録音なので音質もそこそこです。とはいえ、特に中盤にさしかかってくると相当に盛り上がるので、やはりELOがパワーのあるライブバンドであったことも伝わってきます。あ、今回気付いたのですが、Strange MagicでのJeffの声がなんだかJeffに聞こえなかったです。



01 - Standin' In The Rain


02 - Night In The City


03 - Turn To Stone


04 - Can't Get It Out Of My Head


05 - Tightrope


06 - Telephone Line


07 - Rockaria


08 - Strange Magic


09 - Showdown


10 - Mr. Blue Sky


11 - Sweet Talkin' Woman


12 - Evil Woman


13 - Do Ya


14 - Livin' Thing


15 - Ma Ma Ma Belle


16 - Roll Over Beethoven

2012年4月15日日曜日

Sportin' Wood -Play The Songs Of Roy Wood- by The Flashcubes

好感の持てるカバー盤



 今月発売になったFlashcubesの9年ぶりの新譜だそうです(旧作は買ったことがないので)。しかも今作は全曲がRoy Wood作品のカバーという徹底ぶり。実はバンドは今月来日しており、京都でもMayflowersと一緒にライブを行った(Royのカバーも演奏したらしい)のですが、諸般の事情により聴きに行けませんでした。残念です。




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 彼らのキャリアについて、これまで何も知らなかったのですが、ニューヨーク州シラキュース出身で、デビューは70年代後半だと言います。前作Brilliantが2003年発売だったそうで、どうしてこれだけインターバルが開いてしまったのかは寡聞にして知りません。


 既にyoutubeなどで聴くことのできる曲もあるので、既に試してみられた方もおられるかも知れませんが、収録されているのは別掲の12曲(実際にはヒドゥントラックがひとつあるので、13曲ですが)。ご覧になってわかる通り、とても妥当な選曲です。意外と言えば、The Rain Came Down On EverythingとOn Top Of The Worldが入っていて、Night Of Fear、Flowers In The Rain、California Manが入っていないあたりでしょうか。ああ、Royの代表曲が入ってませんね。でも、その辺は好みかも知れないし、バンドスタイルに合わないのかも知れません。


 アレンジは、オリジナルに近すぎず遠からず。「ここでこんな音が入るんだよな」と思ったらより楽しめます。Foreverのイントロが「え、Beach Boys?」と思わせたり。もちろんアルバムまるごとRoy Woodですから、リスペクトしてないはずはなく、こうやってRoyの音楽が再生産されるのはとても興味深く感じました。ただ、Flashcubes自体がベテランバンドなので、いわゆる若いファンが聴いてくれるかはわかりません。



 敢えて苦言を呈するとすれば、日本語ライナーが何を言いたいのかよくわからず共感できなかったところでしょうか。






































1. Hello Suzie
2. Forever
3. Blackberry Way
4. Green Glass Windows
5. Brontosaurus
6. Giving Your Heart away
7. Wild Tiger woman
8. Curly
9. Ballpark Incident
10. I Can Hear The Grass Grow
11. The Rain Came Down
12. On Top Of The World