2012年5月9日水曜日

Tributes Or Not Tributes - Volume 7 by Various Artists

やはりJeffの声は心地よいのであった



 これはオフィシャルの製品ではありません。パワーポップブログ、The Power Pop Criminalで配布されているコンピレーションです。リンク先を見ていただければおわかりの通り(というか、タイトルを見れば一目瞭然ですが)、一連のコンピレーションの7番目にあたります。収録されている音楽は全部カバー。そして、全53曲の中にはJeff LynneがカバーするWords Of Loveが収録されています。


http://powerpopcriminals.blogspot.jp/2012/04/tributes-or-not-tributes-volume-7-2012.html



 最近は、こういった音楽ファイルをアップロードしてくれる有り難いサイトがいくつかあります。もちろん、音楽をただで手に入れてそれがよいとは思っていませんので、聴いて気に入ったバンドがあればCDを買うように心がけています(念のため)。


 で、これまでのシリーズにおいても、Move、ELOなどの曲が何度も登場してきました。どんな曲がカバーされていたかは各自確認していただくとして、多くは既に聴いたことのあるバージョンであるにせよ、こうやって他の曲に混じって聴くと新鮮です。そして、今回はカバーされる側ではなくてカバーする側。本来収録されているアルバムも全曲カバーでしたが、それとは違ったカバーバージョン集で聴くのもひとしおです。

2012年5月4日金曜日

ファンサイトのニュースセクションから(2012.4)

<a href="http://theelonetwork.com/home.htm">ELO Network</a>からです


・今回、更新記事はありませんでした。



<a href="http://www.elodiscovery.com/">ELO Discovery</a>からです。


・ニュージーランドの映画劇場学生であるEmma TillerがSweet Talkin' Womanのビデオを作った。


・PugwashのアルバムThe Olympus Soundの広告にJeff Lynneのメッセージあり。


・Louis ClarkはEnglish Pops Orchestraと共にEldorado OvertureとEldorado Finaleを演奏した。DVD/BDのリリースは協議中。


・ELO Espanaに、Jeff Lynneがスタジオにいる写真が掲載された。彼はソロアルバムとELO Greatest Hitsの作業中である。


・ELOのカラオケ、Karaoke Quick Tracksについて。これまでに別名義で発売されたものだという。


・Joe WalshがAnalog Manについて語ったビデオ。


・eBayに7000ドルでスライドセットが売りに出された。1977年のOut Of The Blue録音時のメンバーやスタッフの写真だという。髭のないJeffや妻のRosemaryの写真などがレア。


・Johnny Marsがホストする新しいラジオ番組Electric Light Brunch。ストリーミングされているが、アメリカ国外では聴けない。


・ウクライナの音楽番組Everybody Dance!でTicket To The Moonが振り付けに使用された。


・Utopiaが初めてUKでコンサートを行った内容が、Live At Hammersmith Odeon '75としてリリースされ、Do Yaのカバーが含まれている。


・George Harrisonがフランスのテレビ局に向けて行ったインタビュー。Cloud 9やJeff Lynneについて語っている。


・Rebecca Peakeの曲でJeff Lynne。


・アメリカ人歌手Brody DolyniukがカバーするTelephone Line。


・NMEの偉大なプロデューサー50選で35位がJeff Lynne。


・Kelly Groucuttの未亡人Anna-Maria Bialagaが4/11に亡くなった。


・Paul McCartneyがビデオMy Valentineのプレミアを開き、Jeff LynneとCamelia Kathも招待された。


・Shadoe StevensがELOの音楽をかぶせた映画The Thief Of Bagdadがポートランドで再演される。


・アメリカ人歌手Damien Leithの新譜Now & ThenでEnd Of The Line、I Got My Mind Set On You、I Won't Back Down、Can't Get It Out Of My Headがカバーされている。


・Olivia HarrisonはChicago Tribuneの取材に答えた。Georgeはレコーディングが好きで、夜中にたくさんのデモを作った。しかし、いつも言っていたのは「自分はこれらを完成させることはないだろう。Jeffに渡して完成させて貰わなければいけない」ということだった。


・イギリスのELOファンAlby Pritchardは誕生日に宇宙船型のケーキを貰った。


・Joe Walshのアルバム予告編。LAのTroubadourで2/1で収録されており、Jeff Lynneも登場する。


・EldoradoのDTSミックスを作った。


・韓国のテレビ番組Little Mom ScandalにELO名義のRidersというLPが登場する(裏ジャケにはBeatlesの曲が並んでいます)。


・アメリカ人画家Rainer AndreesenがJeff Lynneの肖像画を描いた。


・Joe WalshのAnalog Manがライブビデオで公開。


・Analog Manはタイトルトラックが既にiTMSで販売。5/22にLP、6/5にCDとCD/DVD、6/19にSHM-CD。



<a href="http://www.roywood.co.uk/news.html">Royzone</a>からです。


・現在なおアクセス不能。



<a href="http://www.themoveonline.com/">The Move Online</a>からです。


・更新なし。



<a href="http://www.theorchestra.net/">theorchestra.net</a>からです。


・Parthenon HuxleyはThe Orchestraに復帰することを明かした。一方、Phil Batesは種々のプロジェクトに集中することになった。


・Hooked On Classicsツアーの日程追加。



<a href="http://www.phil-bates.co.uk/index.htm">Phil Batesのオフィシャルサイト</a>からです。


・特にニュースなし。



<a href="http://www.parthenonhuxley.com/">P. Huxのオフィシャルサイト</a>からです。


・特にニュースなし。



<a href="http://elobeatlesforever.blogspot.com/">ELO Beatles Forever</a>からです。


・Abbey Road Experienceのギグレビュー。


・Louis Clarkの(per-spek-tiv)n.について。


・Pugwashのギグレビュー。


・Judie Tzukeのギグレビュー。


・The FlashcubesのRoy Woodトリビュート続報。


・Band On The Runnのギグレビュー。


・The ELO Experienceのギグレビュー。


・David MyhrのアルバムSoundshine。


・BBC Radio WMでのBev Bevanの番組。


・Thomas Walsh (Pugwash)のインタビュー。



<a href="http://www.elosp.com/">ELO Espana</a>からです。


・Chuck BerryがRoll Over Beethovenを発表して50年。


・Jeff Lynneがサインしたマイク。


・Richard Tandy、John FinchamらがいたバンドThe Chantellesについて。Jeff Lynne在籍時の写真も?


・George Harrisonの未発表曲集Early Takes Volume 1が5/1に発売されるが、Jeff Lynneが関与しているかどうかは不明。


・Bev Bevanのドラムセットがオークションに出品された。


・George HarrisonのLiving In The Material Worldが書籍としても販売された。



<a href="http://unofficialjefflynne.blogspot.com/">A Jeff Lynne And Related Blog</a>からです。


・Essential ELOのアートワークが変更されて販売されている。



<a href="http://elo-secretmessages.blogspot.com/">ELO Secret Messages</a>からです。


・特にニュースなし。




<a href="http://www.cherryblossomclinic.freeserve.co.uk/index.html">Cherry Blossom Clinic</a>からです。


・特にニュースなし。



<a href="http://www.thelostplanet.net/">The Lost Planet</a>からです。


・特にニュースなし。


2012年4月30日月曜日

Orchestral Encounters Of The Electric Kind by Electric Light Orchestra

やはりここにいたかったという思いがつのる



 これはブートレッグとしてはずいぶん歴史のある品で、私もLPで持ってます。1978年8月29日のラスベガス、Aladdin Theatreでのライブを収めたものです(最後の3曲は9/19のフィラデルフィア公演のもの)。今回も、特にCDで再発されたわけではなく、Anything Should Happenの2代目ブログでシェアされていたので改めて聴いてみたというわけです。


 なお、ASHのブログは、初代がメンバリングの問題で閉鎖になり、2代がメンバー制で運営されていましたがMegauploadがFBIに摘発された関係で開店休業になり、現在は3代目がここですが、今のところELO関連はふたつだけ(ただし、カバーについてはJason FalknerがDo Yaを演奏している音源などもあります)です。で、この音源が存在したのは2代目ブログであり、すなわちMegauploadへのリンクは残されているのに、クリックしてもダウンロードはできない状態です。というわけで、どうしても聴きたい人は個人的に連絡して下さい。


http://theashbeat.blogspot.co.uk/



 アナログ落としであり、スクラッチノイズが目立ちます。また、もともとオーディエンス録音なので音質もそこそこです。とはいえ、特に中盤にさしかかってくると相当に盛り上がるので、やはりELOがパワーのあるライブバンドであったことも伝わってきます。あ、今回気付いたのですが、Strange MagicでのJeffの声がなんだかJeffに聞こえなかったです。



01 - Standin' In The Rain


02 - Night In The City


03 - Turn To Stone


04 - Can't Get It Out Of My Head


05 - Tightrope


06 - Telephone Line


07 - Rockaria


08 - Strange Magic


09 - Showdown


10 - Mr. Blue Sky


11 - Sweet Talkin' Woman


12 - Evil Woman


13 - Do Ya


14 - Livin' Thing


15 - Ma Ma Ma Belle


16 - Roll Over Beethoven

2012年4月15日日曜日

Sportin' Wood -Play The Songs Of Roy Wood- by The Flashcubes

好感の持てるカバー盤



 今月発売になったFlashcubesの9年ぶりの新譜だそうです(旧作は買ったことがないので)。しかも今作は全曲がRoy Wood作品のカバーという徹底ぶり。実はバンドは今月来日しており、京都でもMayflowersと一緒にライブを行った(Royのカバーも演奏したらしい)のですが、諸般の事情により聴きに行けませんでした。残念です。




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 彼らのキャリアについて、これまで何も知らなかったのですが、ニューヨーク州シラキュース出身で、デビューは70年代後半だと言います。前作Brilliantが2003年発売だったそうで、どうしてこれだけインターバルが開いてしまったのかは寡聞にして知りません。


 既にyoutubeなどで聴くことのできる曲もあるので、既に試してみられた方もおられるかも知れませんが、収録されているのは別掲の12曲(実際にはヒドゥントラックがひとつあるので、13曲ですが)。ご覧になってわかる通り、とても妥当な選曲です。意外と言えば、The Rain Came Down On EverythingとOn Top Of The Worldが入っていて、Night Of Fear、Flowers In The Rain、California Manが入っていないあたりでしょうか。ああ、Royの代表曲が入ってませんね。でも、その辺は好みかも知れないし、バンドスタイルに合わないのかも知れません。


 アレンジは、オリジナルに近すぎず遠からず。「ここでこんな音が入るんだよな」と思ったらより楽しめます。Foreverのイントロが「え、Beach Boys?」と思わせたり。もちろんアルバムまるごとRoy Woodですから、リスペクトしてないはずはなく、こうやってRoyの音楽が再生産されるのはとても興味深く感じました。ただ、Flashcubes自体がベテランバンドなので、いわゆる若いファンが聴いてくれるかはわかりません。



 敢えて苦言を呈するとすれば、日本語ライナーが何を言いたいのかよくわからず共感できなかったところでしょうか。






































1. Hello Suzie
2. Forever
3. Blackberry Way
4. Green Glass Windows
5. Brontosaurus
6. Giving Your Heart away
7. Wild Tiger woman
8. Curly
9. Ballpark Incident
10. I Can Hear The Grass Grow
11. The Rain Came Down
12. On Top Of The World

2012年3月28日水曜日

気になるニュースをまとめておきます

 26日にニュースサイトのまとめを書いていますが、その中でも大事そうなニュースとかを別個に紹介いたします。ニュースソースは26日のエントリなどをご参照下さい。






 Paul McCartneyがハリウッドのWalk Of Fameで星をもらったセレモニーにJeff Lynneが列席しました。



 グラミー賞授賞式の後、Jeff LynneはPaul McCartney、Joe Walsh、Quincy Jonesらとパーティを行いました。



 Jeff LynneはPaul McCartneyのトリビュートアルバムに参加するそうです。





 ELOのヒット曲をJeff Lynne自身が再録音したグレイテストヒッツパッケージがマスタリング段階にあるという噂です。



 Jeff Lynneが共同プロデュースするJoe Walshの新譜はAnalog Manというタイトルで、6月発売予定。タイトルトラックはストリーミングされています。



 Mik KaminskiがELOに参加するきっかけになった募集広告です。





 Louis ClarkはEnglish Pops Orchestraを率いてHooked On Classicsコンサートを続けます。その他、Beatlephonicライブも予告されています。



 The FlashcubesはRoy Woodのトリビュートアルバムを発表予定です。

2012年3月25日日曜日

ファンサイトのニュースセクションから(2012.3)

<a href="http://theelonetwork.com/home.htm">ELO Network</a>からです


・1999年に行われたELO Part 2リトアニア公演のビデオをアップロードした。


・Louis ClarkはEnglish Pops Orchestraを指揮し、2012年5月にHooked On Classicsツアーを行う。


・上記Hooked On Classicsツアーに引き続き、Symphonic Beatlesツアーも行われる。


・Phil BatesとTina McBainの新しいプロジェクトEclectic Collectionを結成し、11月にライブを行う。


・The Beatles, Blues & Blue Violinの最後のUKツアーは4月に行われる。


・Abbey Road Experienceのコンサート写真やビデオクリップをアップロードした。



<a href="http://www.elodiscovery.com/">ELO Discovery</a>からです。


・オランダ人シンガーDanny Veraはテレビ番組でHold On Tightを演奏した。


・eBayにレアアイテムが出品されていたそうです。Face The MusicのLPのようですが、裏ジャケが暗闇の中に浮かぶ電気椅子で、Take A Seat云々というキャプションがついていたと言います。値段はUSD300だったとのこと。


・Phil HattonはBeatles And BeyondラジオでCD Poparamaのプロモーション用インタビューに答えた。Jeff Lynneに言及した部分もあった。


・ELO Related Vinylというブログについて(私はものにあまりこだわらないのですが、このブログはある意味凄いです)。


・グラミー賞の授賞式の後、Jeff LynneはPaul McCartneyやJoe Walshと過ごした。


・ELOの曲に悪魔的なメッセージが込められているというビデオがDVDに収録され、敬虔なカトリック信者にシェアされている。


・1973年にMelody Makerに掲載された、ELOのバイオリニスト募集のポスター。これに応じてMik Kaminskiはオーディションを受けた。


・イギリスの映画Hunky DoryにはStrange Magic、One Summer Dream、Livin' Thingが使われている。


・無声映画The Thief Of BagdadにELOの曲が被せられたバージョンが、再度Portlandで上映される。


・ELOのファーストアルバムが180g vinylとDVD付きCDで再発された。


・ポーランドのテレビシリーズBitwa Na GlosyでTicket To The Moonが演奏された。


・eBayにLooking Onを宣伝するポスターが出品された。


・(Phil Hattonのバンドである)WelshmanshillがPostmodemist Bluesmanのビデオを作った。


・Joe Walshの新譜Analog Manは6/5にCD/DVDとして発売。Jeff Lynneがプロデュースしたタイトルトラックのプレビューができる。



<a href="http://www.roywood.co.uk/news.html">Royzone</a>からです。


・現在なおアクセス不能。



<a href="http://www.themoveonline.com/">The Move Online</a>からです。


・表紙が変わっただけ。



<a href="http://www.theorchestra.net/">theorchestra.net</a>からです。


・The Orchestraの2012年ツアー予定。



<a href="http://www.phil-bates.co.uk/index.htm">Phil Batesのオフィシャルサイト</a>からです。


・特にニュースなし。



<a href="http://www.parthenonhuxley.com/">P. Huxのオフィシャルサイト</a>からです。


・特にニュースなし。



<a href="http://elobeatlesforever.blogspot.com/">ELO Beatles Forever</a>からです。


・The Flashcubesについて(Roy Woodへのトリビュートアルバムリリース予定)。


・ELO Experienceのギグレビュー。


・Abbey Road Experienceのギグレビュー。



<a href="http://www.elosp.com/">ELO Espana</a>からです。


・FillmoreライブをプロモートするためにBev Bevanが出演したメディア。


・De Laneスタジオでエンジニアを務めていたDenton KennyがThere Is Not No Rules In Rock'n' Rollを出版した。Jeff Lynneがドラムをダブルトラックしようとした時、Don Ardenも怒り狂ったという。


・レゴブロックで作ったFace The Musicのジャケット。


・Joseph FoldiがカバーしたWithout Someone。


・English Pops Orchestra(Louis Clark指揮)のEldorado OvertureとELOのプロモビデオCan't Get It Out Of My Headをつなぎ合わせたビデオ。


・1977年のKodakピクチャースライド(若い上に、Jeffの顔がレア! まあ見て下さい)。


・Roll Over Beethovenが作られてから50年。


・Jeff Lynneが再録したELOのグレイテストヒッツがマスタリング段階にある?



<a href="http://unofficialjefflynne.blogspot.com/">A Jeff Lynne And Related Blog</a>からです。


・George Harrisonのドキュメンタリーに加え、Early Takes Volume 1というタイトルが発売予定。


・ELOファーストの40周年記念盤プロモ。



<a href="http://elo-secretmessages.blogspot.com/">ELO Secret Messages</a>からです。


・特にニュースなし。



<a href="http://www.elo.rockfans.co.uk/">elo.rockfans.co.uk</a>からです。


・リンクがつながりません。



<a href="http://www.cherryblossomclinic.freeserve.co.uk/index.html">Cherry Blossom Clinic</a>からです。


・特にニュースなし。



<a href="http://www.thelostplanet.net/">The Lost Planet</a>からです。


・特にニュースなし。


2012年3月17日土曜日

Electric Light Orchestra (40th Anniversary Edition) by Electric Light Orchestra

音に囲まれる体験が



 今月初めにリリースされた、ELOのファーストアルバムの40周年記念盤です。オーディオ的には既発の音源ばかりなのですが、注目はカップリングされているDVDで、これを手に入れればquad mixを晴れてデジタルサラウンドで聴くことができます。



 Jeff Lynneのソロアルバムばかりに注目が集まる中、突然発売が報じられた製品でした。同時にLPの再発もなされましたが、こっちは開封していないのでないようについてのコメントはできません。


 それではこのセット。スリップケースに入った2枚組です。CDには2001年リマスターのアルバム全曲と、First Light、Harvest Showdown、Early Yearsなどに含まれていたalt. mixなどが入っています。従って、旧譜を全部持っていたらこのCDを買う必要はなさそうです。


 問題はDVDです。これまであちこちに分散していたquad mixが集められ、さらにドルビーデジタルとDTSをチョイスすることができます。私は自動車の中が最もましなシアター環境なので、車内でこのDVDをプレイしたのですが、本当に音が分離して聞こえてきます。10538 Overtureが始まっていきなり、右の背後からBev Bevanのドラムが聞こえてきて、驚かされました。こういうのは初めての経験なので、改めてこのアルバムの魅力を再確認することができました。特に気持ちよかったのは10538 OvertureとNellie Takes Her Bow(のインストルメンタルパート)でした。


 さらに、これは既発のquad mixで既に存在していたのですが、The Battle Of Marston Moorの終わり近く、木管(バスーン?)が間違えて音を出していたことを認識しました。(あと、エンディングがステレオバージョンと違っていたんですね)。


 加えて、DVDにはアナログマスターからトランスファーした音源と10538 Overtureのビデオも収録されています。値段もそんなに高くないし、このアルバムが好きな人なら是非手に入れていただきたいアイテムです。