2009年9月9日水曜日

Let It Roll by George Harrison

Jeff Lynneファンとしては複雑な気がする

 既に遅きに失しているのですが、こないだ購入したので感想を書いておきます。言うまでもなく、Georgeの「決定版ベストアルバム」です。私は決してまっとうなGeorgeファンではなく、Jeff Lynne絡みで後ろの方から聞いていったくちですから、その辺はお含み下さい(さすがに、Beatlesはその前から持ってましたが)。

 発売前からよく言われていたのは、「選曲はこれでいいのか」ということでした。ひとつは彼のキャリアから満遍なくチョイスされているのか、もうひとつはBeatlesの曲をバングラデシュライブから収録するのが適当なのかどうかという点だったかと思います。後者については権利の問題とかもあるでしょうから、外野からとやかく言ってもしょうがないのですが、何がベストかと問われたらアルバムバージョンと答えるはずなので、Beatlesソングを思い切って外すという選択肢もあったでしょう。個人的にはConcert For Bangladeshは持ってないから、そういう意味では有り難かったのではありますが。
 そして前者。私は75年以前のGeorgeのアルバムはAll Things Must Passしか持ってないので、公平な判断ができているとも思えないのですが、どう見てもCloud 9とBrainwashedからたくさんピックされてますね。この2枚が「よくできた」アルバムであると評価されているのは嬉しいのですが、それぞれ3曲に加えてCheer Downを併せると7曲がJeffがらみとなってしまっています。選曲はGeorgeの遺族がなさったのでしょうが、「Jeffおじさん」に気を遣った結果でなければいいのですが。

























































1. Got My Mind Set On You
2. Give Me Love (Give Me Peace On Earth)
3. The Ballad Of Sir Frankie Crisp (Let It Roll)
4. My Sweet Lord
5. While My Guitar Gently Weeps [Live]
6. All Things Must Pass
7. Any Road
8. This Is Love
9. All Those Years Ago
10. Marwa Blues
11. What Is Life
12. Rising Sun
13. When We Was Fab
14. Something [Live]
15. Blow Away
16. Cheer Down
17. Here Comes The Sun [Live]
18. I Don't Want To Do It
19. Isn't It A Pity

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