2010年9月8日水曜日

The Electric Light Orchestra Story by Bev Bevan

よくこんなことをやろうと思ったね

 もの自体は別に珍しいものではなく、Bev Bevanが1980年に出版した本です。確かFace The Music Germanyがこの本の続編を出していたようですが、ドイツ語なので手に入れていません(もともと英語で書かれたはずなので、もと原稿があるのなら是非読んでみたいものなのですが)。
 それが、今回ELO DiscoveryにPDFでアップロードされています。まだお読みでない方は是非。

 もともと旧ELOファンクラブの会報にニュースが載っていて、東京に行ったときに購入しました。私にとっては、副読本などを除けば初めて自分で読む英語の本であり、かなりわくわくして手に入れたものです。この本を読んで思ったことは、「Bevの文章は簡単だ」ということと、「好きなことなら英語でも読めるものだ」ということでした。当時は1週間以上かけて読みましたが、大学に入ってから読み返したときには、丸一日あれば全部読むことができました。
 イントロはBig Nightツアーの場面であり、その後Bevの少年時代から年代を追ってDiplomats、Vikings、Move、ELOと語られていきます。まあ、その後にUnexpected Messagesを読んだりすると、Bevが(わざと?)文字にしていないことも多くあることがわかりますが、Move/ELOの歴史が平易な英文で読めるというのは貴重です。写真も多いので視覚的にも楽しめます。

 今回のPDFはスキャナを使った手作業で取り込んでいるようで、押さえつけが足りないページもありますが、読むことについては特に問題はなさそうです。また、私が持っているのはソフトカバーですが、今回スキャンされたのはハードカバーのように思います。いつまであるかわからないので、興味のある方は早めに。

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