2012年3月12日月曜日

Still Life by Louis Clark And The Royal Philharmonic Orchestra with The Royal Choral Society featuring Annie Haslam

なんだか怪しげな2CD



 CDそのものには2010年と記載されていますが、HMVでは2011年と書かれていて、そもそもこの辺から怪しさが漂っているのですが、Gonzo Multimediaからリイシューされたアイテムのようです。


 もともとは1985年に発売され、当初はLP、その後CDで再発されました。探してもないよという方は、Louis ClarkではなくてボーカルでフィーチャーされているAnnie Haslamで探した方がいいでしょう。で、今回何気なく見つけてしまったこのCD、写真だと小さくてよくわからないでしょうが、左上にExpanded 2CD Setと書かれています。HMVの商品説明では組み枚数1枚。うーん、ますます怪しい。



 もともとこのアルバムは、クラシックの名曲を3-5分にアレンジして、歌詞をつけてAnnie Haslamが歌い上げるというものです。そういう意味では堅い作品でありますが、ただサプライズがないと言えばそれまでですかね。楽しめるという意味では(per-spek-tiv)n.の方がそりゃ上です。


 まあ、Louis大好き人間ですから、リイシューされていて音質アップしていたらいいな(付け加えれば、ジャケットアートがLPのものに戻されているのもプラス要因)と購入しました。同じ日にはELOのファースト(こっちは追って感想を書きます)も届いたので、まずはコンポーネントを見るのみに済ませました。そこで初めて2枚組であることに気付きました。「なにこれ」状態でケースの裏面を見ると、「ボーナスディスクには全曲のインストバージョンが入っている」と書かれています。ほんまかいな?


 で、ケースを開けてブックレットを見てびっくり。いや、私はGonzoのCDを初めて買ったんだと思うんですが、書かれているのはハングル・・・ どうもStill Lifeを初めてCD化したのは韓国みたいで、その時のライナーをそのまま持ってきたみたいです。このリイシューに韓国が絡んでいるかどうかはわかりません。それはそうと、ここにあしらわれているLouisとAnnieの写真が白目剥いているようで怖いです。


 音質はあまり変わっているような気がしませんが、ビットレートを比べてみないと何とも言えません。で、問題はボーナスCD。これ、本当にLouisが指揮したものなんでしょうか。大概の曲は両ディスクで2秒くらいしか違っておらず、付き合わせてはいないのですがアレンジも大体同じように聞こえます。ただ、Bitter Sweet(原曲はSaint SaensのThe Swan)の筈が、ボーナスCDではLullabyという曲に変わっています。これ、別の曲ですよね・・・ よくわからん。

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