2011年1月4日火曜日

 Showdownからです。この頃からしばらく、「Out Of The Blueをクリアな音でミックスしなおしたい」という意見と、それについてOOTBのマスターテープがどうなっているかという議論がありました。
 とりあえずRob Caigerのコメントのみ紹介すると、「マルチトラックは上書きされていない」というポストに続き、下記のような投稿がなされました。
 レコード会社はマルチトラックを消去していない。バンドがEMIを離れてから、Polydor、UA、CBS、Epicなどのレコード会社は、マルチトラックへのアクセスが許されていなかった。契約では、ELOは最終的なステレオマスターを用意し、そのコピーをレコード会社に提供することになっていた。そのマスターテープから生産用のマスターテープが作成されてレコード工場に回された。
 セッションマルチトラックやセイフティコピーは、ファイナルミックスが作られるまではスタジオから持ち出されることはなかった。マルチトラックはJETとスタジオの倉庫に鍵をかけて保管されるはずだった。Musiclandスタジオが閉鎖されるとき、テープの一部はまだスタジオにあり、その多くはEpicに託された。その中には面白いものも見つかったが、マルチトラックは含まれていなかった。
 マルチトラック、セッションテープ、B面候補曲、サウンドトラック、ライブ演奏などは、JETやバンド以外の経路でRobの手に届いた。まだ第三者の手にあるテープもあるため、ここではその詳細は語れない。しかし、消去されたものは何もなく、マルチトラックは全て良好なコンディションで残されている(唯一、Wembleyのコンサートは状態が悪く、その回復は手のかかる仕事だった)。
 OOTBのリマスターについては、これまでSonyはオランダにあった非常に状態のよいプロダクションマスターを元にしていた。もともとオランダ製プレスはその他のどの地域よりも優れており、オランダのレコード会社はテープもLPもどこよりも早く入手しているように思える。
 アビーロードスタジオで、RobはこのテープとDon Ardenのテープ庫から見つけたマスターテープを比較した。痛んでしまったメタルリールから転送され、それはテープのコピーとしては最も世代の早いものであり、状態はとても良かった。リマスターに使われたのはこのテープである。

 Showdownからです。Timeツアーの時に売られていたスカーフについての話題がありました。

 Showdownからです。ASCAPの楽曲データベースに、Jeff Lynne名義で知らない曲があるんだが、という質問がありました。これはPart 2の曲だったのですが、ASCAPの登録は往々にして間違っていたりするようです。

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