2010年12月24日金曜日

The Orchestra Live

悪くない品だとは思うのだが

 別に新しいものではなくて、クレジットによれば2008年にリリースされていたようです。ただ、基本的にライブ会場でのみの販売であったこと、オンライン販売はP. Huxのウェブサイトのみであったことからこれまで購入をためらっていました(もうひとつ買うものがあればついでに買おうと思っていたのですが)。今回は、後日紹介するThe OrchestraのAnthologyがオフィシャルサイトで発売されていたのを買った際、「ライブは一緒に扱っていないの?」と尋ねたら、12GBP追加で購入できたという次第。
 あ、もちろんタイトルのごとく、The Orchestraのライブ盤です。

Official Site of P. Huxhttp://www.parthenonhuxley.com/
Official Site of The Orchestrahttp://www.theorchestra.net/

 演奏曲はトラックリストを見てもらうとして、若干気になるのはRoll Over Beethovenをしばらく前からやらなくなったのに加え、Don't Bring Me Downも入っていないことでしょうか。そのかわり、Ticket To The Moonとかなかなか珍しい曲をやっていたりします。ただ、実際には白眉はTwist And Shout(ご存じの方は多いでしょうが、このアレンジはなかなか感動的です)に思えます。
 もちろん、ベースは存命中のKelly Groucuttなんですが、最後のオフィシャルライブアルバムであるとすれば、高音の伸びとか観客の煽り(これまた絶品なんですけどね)とかが大人しめなのがちょっと残念。

 ライブ盤としての最大の問題を指摘するとすれば、いつどこで録音されたものなのかのクレジットが全くないこと。メンバーはParthenon HuxleyもPhil Batesも両方揃っている7人なんですが、Parthenonのところにわざわざ「2007年までメンバーだった」と書いてあるので、ひょっとしていくつかのライブをまとめて1枚にしてあるんでしょうか。
 The Orchestraはどっちでもいいんだという人には全く意味のない品でしょうが、音質もまず良好ですし、現在彼らがどんなライブをやっているのかを知る上では格好のアイテムとも言えます。

Evil Woman
Livin' Thing
Xanadu
Wild West Hero
Sweet Talkin' Woman
Shine A Little Love
Confusion
Showdown
Hold On Tight
Can't Get It Out Of My Head
Telephone Line
Standin' In The Rain
Mr. Blue Sky
Twist And Shout
Ticket To The Moon
Do Ya

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