2012年1月21日土曜日

Laughing At The Pieces by Doctor & The Medics

Roy Woodはきちんとクレジットしておいてほしかったな



 またもしばらくさぼってしまいましたが、今回はCDのレビューです。随分前から「出る出る」と言って、しかもとっくに発売日を3ヶ月ほど過ぎてしまっているのですが、1986年発売のLaughing At The Piecesがリイシューされました。これがELO関連である由縁は、Roy Woodが参加しているシングル曲Waterlooが収録されているからです。



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 スリーヴノーツを全部読んでいないので、今回のリイシューがどのようなコンセプトでなされたのかが把握できていませんが、ファーストアルバム(本作)の他、セカンドアルバムI Keep Thinking It's Tuesday、フォースアルバムInstant Heaven、それからシングル集であるSpirit In The Skyがリリースされました(サードはライブアルバムだったようです。持ってるんだけれど中味は覚えていない・・・)。それで、私が持っていたCDではWaterlooはセカンドに入っていたんですけど、今回のリイシューではファーストのボーナストラック扱いになっています。さらに、セカンドにはもう一曲Burning Loveのカバーバージョンが入っていて、こちらも好きな曲だったのですがこれまたファーストに移されています。


 Waterlooというのも奇妙な曲で、オリジナルはABBAですが、Royを意識したような曲調で、それをRoyをフィーチャーしたバンドがカバーし返すというのも妙にはまっています。プロデュースはクレジットを見る限りCraig Leonと書かれていますが、サックスはもちろんのこと、ミドルのコーラスなんかはRoy以外の何者でもなく、Wizzardの曲であると言われても信じてしまいそうです。ビデオを引用しておきますので、ご存知でない方は試して下さい。http://www.youtube.com/watch?v=QniAxOpvAQs



 また、本日は別のビデオを見つけました。こちらはプロモクリップとは別の映像で、ホームコンサートみたいな演出ですが、サウンドそのものはシングルバージョンを使っているようです。Royも出演しています。http://www.youtube.com/watch?v=H9KEakiLDk4



 さらにこっちはテレビ出演時の映像です(やはりマイムです)。http://www.youtube.com/watch?v=cSgzPrgRFXc




 サウンドは80年代にはこんなのあったねという感じはします。これもグラムに含めてしまっていいんでしょうか? それなりに聴けるのではありますが、ヒットポテンシャルのある曲がカバーばかり(代表曲であるSpirits In The Sky自体がカバーで、これはCarl Wayneもカバーしていましたかね)というのが問題かなという気もします。


 で、WaterlooとBurning Loveを引き抜かれたセカンドがどうなっていたかというと、1曲追加されているもののどうも地味という印象が拭えないですね。シングル集はまだ聴き終えていないので、また明日かにレビューしますが、初めて聴く人ならファーストをお買い求めになるのがよろしいのではないかと。



 なお、せっかくのリイシューながらクレジットはあまり充実していません。そもそも、WaterlooにRoyが参加していることがスリーヴノーツを読まなければわかりません。パーソネルのクレジットもあったのかなあ。しかしこれはまだましな方で、セカンドはスリーヴノーツすらなくて、作曲クレジットも明記されていないようです。それなのにリーフレットが同じもの2枚入っていたりして・・・



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