2011年2月8日火曜日

Live In London by Regina Spektor

生のチェロの音がいい

 2009年の暮れに収録されたロンドン公演がCD+DVDで発売されており、遅まきながら購入しました。Jeff Lynneがプロデュースしていた曲としては、Folding Chair、Blue Lips、Walletの3曲が演奏されており、これとは別にBlue Lipsのインストルメンタルを聴くことができます。

 私自身はアルバムFarで初めて彼女の音楽を聴いたくちですし、正直なところ女性ミュージシャンのエキセントリックなボーカルは苦手なので、どうも取っ付きにくいアルバムとの印象が拭えませんでした。ですので、このライブ盤も「待望の」というより「Jeff Lynne関連の曲が入っているオフィシャルアルバム」という意味合いで購入したのが本音です。
 ライブだったらそれなりに普通に歌っているのかなと思ったら、Eetとかはやっぱり「ああなってしまう」わけですか。まあこの辺は好きずきなんでしょうね。でも、アルバムに比べて特にボーカルが荒れているわけでもなく、ライブミュージシャンとしては結構力量があるんだなとも感じました。それと、生のストリングスユニットが共演していて、とりわけチェロの音色が見事にピックアップされています。ストリングスを拾うのならこういうように録音してほしいと真剣に思いました。

 カップリングされているDVDは同日の公演を映像で収めている他、スペシャルフィーチャーとして6曲収録。ただ、まだ見てないので偉そうなことは言えません。Blue Lipsのインストバージョンはクレジットロールのバックに流れますので、演奏シーンは写っていません。このバージョンのプロデュースがJeffなのかどうかは不明。曲を聞くだけなら、ELO Discoveryのニュースセクションにサウンドクリップがあります。

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