2011年8月1日月曜日

PAUL

最後まで見ていないので、正確な評価はできないんですが

 2011年のアメリカ映画で、主演はサイモン・ペッグとニック・フォレスト。allconemaには名前が挙がっていないのが奇妙ですが、いずれにせよ日本未公開のようです。イギリスからアメリカにやってきて、UFOの聖地を巡ろうとした男たちが、実際の宇宙人と巡り会うというどたばたしたコメディ。

 ストーリーです。グレアム(ペッグ)とクライヴ(フロスト)はイギリス人の中年コンビで、アメリカにコミックコンヴェンション参加のためやってきました。オタクの祭典を大いに楽しんだ後、彼らの立てた計画は、キャンピングカーを借りてエリア51などのUFO関連の地点を巡ることでした。ところが、途中で自動車のクラッシュに遭遇し、その現場で大きな目をした「典型的な宇宙人」に出会います。彼はポールと名乗り、これから生まれた星に帰らなければならないので、ふたりに手伝ってくれと言います。ただこのポールが、容姿以外はおよそ宇宙人らしくなく、英語はぺらぺらだし、下品な冗談は言うし、ふたりの関係をゲイだと疑うし、タバコは吸うし、といった具合です。一方、ポールの行方を追う連邦捜査官が追跡を開始し・・・

 実は機内映画でやっていたのです。なぜか字幕が中国語だったので、日本語吹き替えで見ました(多分英語音声だったら全く理解できなかったことでしょう。スラング入りまくりです)。また、恐らく最後の5分くらいが切れてしまって見られていません。
 主演のふたりはMall Copにも絡んでいたようだし、その他の出演者にもセス・ローゲンとかビル・ヘイダーなんかが出ていて、最初からお気楽なコメディになるのは予想できていました。ちょっとだけシガニー・ウィーヴァーが登場するんですが、なんだか最近あんな役が多いですね・・・
 いずれにしても、ストーリーらしきストーリーはあまりなくて、主要登場人物が大騒ぎしている間になんとなくお話は進んでいきます。ただ、クライマックスはちょっとだけびっくりしたし、ラストが見られなかったとはいえまあまあ楽しめそうな映画のようにも思います(何も残らないけれど)。☆☆☆です。
 なお、この映画は、先日サントラの感想を書いたようにELO関連です。映画の中盤で、登場人物がDon't Bring Me Down(恐らく再録バージョン)にあわせて歌います。サントラにはAll Over The Worldが入っていて、多分エンドロールでかかったのでしょうが、そこは確認できませんでした。

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