2011年3月17日木曜日

Four Christmases(フォー・クリスマス)

映画自体ははなはだどっちでもよかったのだが

 2008年のアメリカ映画で、主演はヴィンス・ヴォーンとリース・ウィザースプーン。クリスマス休暇の家族集合をすっぽかそうとしていたカップルが、それぞれの両親の家全てに行かなければならなくなり、家族集合のハシゴを強いられるお話。
 なお、ブログカテゴリは間違いではありません。

 ストーリーです。ブラッド(ヴォーン)とケイト(ウィザースプーン)は交際して3年のカップルですが、結婚も出産も頭になく、ふたりでの気ままな生活を満喫しています。本来なら親の家に家族集合するはずでも、ボランティアだと嘘をついてフィジーに遊びに行くつもりでした。ところが霧で飛行機が飛ばないだけでなく、空港での姿をテレビで放送されてしまって嘘がバレます。結局、それぞれの親の家、計4軒での家族集合をハシゴすることになってしまうのですが・・・

 アメリカ製のコメディ映画ですので、それぞれの家で騒動が起こり、ふたりの間に亀裂が入り、そしてそれが修復されるという決まりきった展開を取ります。本国ではヒットしたという話ですが、騒動の描き方はなんとなく下品だし、ふたりがお互いを見つめ直す経緯もなんだか取って付けた風だし、どうも無理矢理こじつけた感が強いプロットです。妙に脇役が豪華(オスカー俳優がウィザースプーンを含めて5人出ているらしい)なのですが、なんだか宝の持ち腐れのようにも思えます。
 まあ、コメディとしてはごくごく普通のできなので、評価としては☆☆*くらいかなと思います。ところが、「うーん」とか思いながら見終えようと思ったら、エンドクレジットでサプライズが待っていました。Tom Petty & The HeartbreakersのChristmas All Over Again(Jeff Lynneプロデュース)がほぼフルレングスで流れるではありませんか。これってHome Alone 2の映画音楽だと思っていたんですが、他の映画でも使われるものなんですね。というわけで、この映画もELO関連だったというわけです。

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