2012年4月15日日曜日

Sportin' Wood -Play The Songs Of Roy Wood- by The Flashcubes

好感の持てるカバー盤



 今月発売になったFlashcubesの9年ぶりの新譜だそうです(旧作は買ったことがないので)。しかも今作は全曲がRoy Wood作品のカバーという徹底ぶり。実はバンドは今月来日しており、京都でもMayflowersと一緒にライブを行った(Royのカバーも演奏したらしい)のですが、諸般の事情により聴きに行けませんでした。残念です。




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 彼らのキャリアについて、これまで何も知らなかったのですが、ニューヨーク州シラキュース出身で、デビューは70年代後半だと言います。前作Brilliantが2003年発売だったそうで、どうしてこれだけインターバルが開いてしまったのかは寡聞にして知りません。


 既にyoutubeなどで聴くことのできる曲もあるので、既に試してみられた方もおられるかも知れませんが、収録されているのは別掲の12曲(実際にはヒドゥントラックがひとつあるので、13曲ですが)。ご覧になってわかる通り、とても妥当な選曲です。意外と言えば、The Rain Came Down On EverythingとOn Top Of The Worldが入っていて、Night Of Fear、Flowers In The Rain、California Manが入っていないあたりでしょうか。ああ、Royの代表曲が入ってませんね。でも、その辺は好みかも知れないし、バンドスタイルに合わないのかも知れません。


 アレンジは、オリジナルに近すぎず遠からず。「ここでこんな音が入るんだよな」と思ったらより楽しめます。Foreverのイントロが「え、Beach Boys?」と思わせたり。もちろんアルバムまるごとRoy Woodですから、リスペクトしてないはずはなく、こうやってRoyの音楽が再生産されるのはとても興味深く感じました。ただ、Flashcubes自体がベテランバンドなので、いわゆる若いファンが聴いてくれるかはわかりません。



 敢えて苦言を呈するとすれば、日本語ライナーが何を言いたいのかよくわからず共感できなかったところでしょうか。






































1. Hello Suzie
2. Forever
3. Blackberry Way
4. Green Glass Windows
5. Brontosaurus
6. Giving Your Heart away
7. Wild Tiger woman
8. Curly
9. Ballpark Incident
10. I Can Hear The Grass Grow
11. The Rain Came Down
12. On Top Of The World

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